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結婚する気がない彼氏に見切りをつけるタイミング

婚活コラム画像

はじめに:見切りをつける決断は勇気がいる

「付き合って2年、そろそろ結婚の話をしたいのに『まだ焦らなくていいんじゃない?』とはぐらかされた」
「1年同棲したけれど、『結婚する気はない』と宣言されてしまった」

当結婚相談所には、こうした悩みを抱えてご相談にいらっしゃる女性もたくさんいます。
彼への気持ちがあるからこそ別れはつらいものですし、「私に魅力がないのかも」「結婚に向いていないのでは」と自分を責めてしまう方も少なくありません。

でも、忘れないでいただきたいのは、見切りをつけることは愛情の放棄ではなく、未来の自分への投資であるということです。むしろ、交際が続いているということは魅力がないのではなく、あなたが優しすぎて「彼にとってお母さん状態」を作ってしまっている可能性すらあります。

私は結婚相談所の婚活カウンセラーとして、数百のご成婚者様と数多くの別れも見届けてきました。その経験から言えるのは、勇気をもって別れを決断できた人ほど、その後の婚活でスムーズに幸せをつかんでいるということです。

このような記事は見切る側の女性が書いているのはよく見かけますが、今回は見切られる側が見切られる気持ちになって書いてみました。

男性心理を深堀りしながら、結婚を先延ばしする彼の本音を見極め、見切りをつけるべきタイミングを解説したいと思います。また私自身がかつて「結婚を先延ばししたい側の男性」だった経験も交えてお伝えします。

男性の心理:なぜ結婚を先延ばしするのか

まず知っていただきたいのは、男性は恋愛と結婚を別物と考えているということです。

恋愛=感情、結婚=責任と現実

女性は「この人と付き合っている=将来も一緒にいる」と考えるかもしれませんが、男性にとって結婚は人生最大級のプロジェクトです。

  • 生活費をどう工面するか
  • 子どもができたらずっと養えるか
  • 今の仕事を一生続ける覚悟ができているのか

愛する妻と我が子のために、食料を確保し続けなければならないという使命感から結婚を重く捉えて、決断を先延ばしにする傾向があります。

ただし、なかには単純に不真面目で結婚するのが面倒だと考える男性もいます。決断を先延ばしにしているのか、本当に結婚する気が無いのかは見分ける必要があります。

男性が結婚をためらう代表的な理由

  1. 経済的不安
    「まだ貯金が少ない」「転職を控えている」など、責任感から結婚を保留する男性は多いです。
  2. 自由を失う恐怖
    「結婚したら友人と飲みに行けなくなるかも」「趣味の時間がなくなるかも」と恐れてしまいます。
  3. 結婚の必要性を感じていない
    同棲や恋人関係だけで満足しており、結婚する明確な動機やメリットを感じていないケースもあります。
  4. 周囲の既婚男性の影響
    既婚の友人が「小遣い制でつらい」「自由がない」とぼやいているのを見て、結婚に消極的になることも。

私自身もそうだった、先延ばししたい男性心理

ここで、私自身の経験をお話しします。私は妻より3歳年下、つまり姉さん女房の夫です。

20代で半同棲していたころ、私は正直「いずれ結婚はしたいけどまだ早い」と思っていました。彼女と一緒にいることは楽しい、でも今結婚となると話は別です。

自分の時間を大事にしたい気持ちと、その頃していた仕事を一生続けられる自信もありませんでした。

男性はおそらく、家族に食糧を与え続けなければならないという責任感がプログラミングされているように思います。一生食料を確保し続ける責任感を背負い込めるほどの準備が、その時の私には整っていませんでした。

しかしある日、妻に真剣に結婚を考えていることを告げられました。それと同時に、「自分も働くからそれほど責任に感じなくても大丈夫」と言ってくれました。

気持ちを楽にしてくれたことが大きなきっかけとなり、結婚を決意することができました。

見切りをつけるべきサイン

1年以上交際しても今は結婚する気がないとキッパリ言う

結婚の話をした結果、今は結婚する気ないとキッパリ言う男性は見切りをつけたほうが無難です。それは、あなたの気持ちに配慮する気持ちが無いからです。

1年も交際していれば、彼女が結婚したがっているかぐらい気づいているはずです。それでも躊躇しないで言えるとしたら余程結婚したくないのでしょうから、深追いしないほうが良いと私は考えます。

まだ早いという曖昧な理由

「まだ早くない?」
「そんなに焦る歳じゃないでしょ?」
というような、理由が「まだ早いから」だけの場合は、気を付けてください。

この理由で本気で待って結婚された方もなかにはいらっしゃいますが、彼の思う適齢期を迎えることができたのは8年後でした。

大人しく待っていると、本当にヤバいと自分で思うような、40歳くらいにならないと決断できません。 ですからもし子供が欲しいなら、さっさと見切りをつけましょう。

親への紹介を拒む

いい歳しているのは自覚しているのに結婚する気がないとなると女性のご両親に合わせる顔はありません。

・ご両親への後ろめたい思いを持ちつつ
・それでも結婚はしたくない
・だけど今の関係は続けたい
もしそうだとしたら、その男性はそもそも結婚に向いているかさえ不安です。

感情より不安が大きくなったとき

結婚するなら、もちろんあなた(女性)の気持ちも大切です。 せっかく長く交際しても結婚したいと思えた相手ですから、ぜひ「好き」よりも「不安」「焦り」が強くなったことを彼に話してみてください。

長く交際しているのに胸の内をは話せないとしたら、それは結婚すべき相手とは違うのではないでしょうか。

待つべきかどうかを見極めるチェックポイント

一方で、以下のような行動が見られるなら、もう少し待つ価値があると私は考えます。

・貯金計画や転職時期を具体的に話してくれる
・親や将来の住む場所について話題が出る
・あなたの不安を聞き、話し合いを避けない

これらを感じられるなら、あなたと結婚はしたいけど今はまだ決心がつかないのかもしれません。ぜひ彼の気持ちにも寄り添って、プロポーズの背中を押してあげてください。

プロポーズしていただけない女性の特徴と対策

ここまで男性心理を解説してきましたが、女性側にもプロポーズされにくい方がいらっしゃいます。 以下を改善できたら、彼が結婚に踏み切りやすくなる場合もあります。

特徴① ただ待っているだけで結婚の話題を出さない

男性にベタ惚れされて早く結婚したいと追いかけるような交際が理想ですが、今の不安定なご時世では、なかなか難しかったりします。

親世代のような将来が明るく、男女の役割意識を持っていた時代背景なら、ただ待っているだけでもプロポーズしてくれたかもしれません。 でも今の将来が不安定で、男女の役割が同等になってきた時代背景では、プロポーズさせるのは自分の役割だと受け入れるくらいの覚悟は必要です。

特徴② 生活が彼中心になりすぎる

会う日時や場所を彼に合わせすぎると、「この関係は便利」と思われ、わざわざ重荷を背負う結婚の必要性を感じにくくなります。

また同棲をしたりして、お母さんの代わりになってしまうと、彼は今の便利さから抜け出せなくなってしまいます。「私はお母さんじゃない」と明確に打ち出しましょう。

特徴③ 感情をため込んで爆発してしまう

不安や不満を言わずに我慢し続け、ある日突然大きくぶつけてしまうと、結婚後の生活に不安を感じてしまいます。『何にたいして怒っているのかわからいけど機嫌が悪い』 解決手段がわからないこの状況は最も堪えますから、感情は言葉にしてください。 決して、察してほしいなどと思わないことです。

彼氏を見切ったあとに幸せを掴む3ステップ

次を探すために気持ちを切り替える

見切りをつけてから数か月後の夜中に元カレから「今なにしてんの?」というLINEが来るのが、結婚相談所の女性会員様から聞くあるあるです。 ただこれは寂しさを紛らわしたいだけで、結婚する気があった試しがありません。 淡い期待をしてしまうくらいならブロックするくらいの決断ができるとより良いでしょう。

さっさと行動する

見切ったあとに結婚相談所にご入会いただき成婚退会された女性の特徴は、行動力があることです。

そのスピード感は、「先週別れた」とか「先月別れた」くらいの驚かされる切り替えの早さです。この行動力こそ次に出会った男性にはプロポーズをさせるぞという気持ちにもつながります。

次の恋愛・婚活では早い段階で結婚観を確認

次に出会う相手とは、交際する前に結婚する意思があるのかを確認しましょう。せめて結婚を見据えた交際なのかは確認しておくと、ズルズルと時間だけが過ぎる関係になるのは避けられるはずです。

結婚相談所の活用

結婚相談所は結婚したい人が集まる場所です 結婚に前向きな環境に身を置くことで、効率的に出会えます。 またプロのカウンセラーがサポートしてくれるので、同じ失敗を繰り返すリスクが減るでしょう。

まとめ:見切りは未来への一歩

今の交際に見切りをつけること。それは株の損切りをするときの感情に近いものがあります。

「もしかしたら上がるかも」「もう少し待てば元に戻るかも」
そう思って持ち続けた株が、結果としてさらに下がってしまうことがありますよね。

恋愛も同じで、「彼もいつかは結婚してくれるかも」「もう少し待てば…」と期待して時間を費やしてしまうと、あなたの人生の大切な時間まで失ってしまうかもしれません。

損切りは一時的に痛みを伴います。しかし、その決断をすることで、次の投資先=次の出会いに早く動けるのです。

そして男性が結婚相手として価値があると思う代表的な条件はやはり年齢です。今のところその価値はゆるぎないと、婚活の現場に立ち会っていて実感します。どうか大切にしてくださいと、いつも願っています。

勇気を持って、結婚する気のない彼氏に見切りをつけて、あなたと結婚したい彼氏を一緒に見つけませんか。