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Xで630,000view以上と大反響でした婚活中男性の【得意料理なんですか?】の考察

婚活コラム画像

こんにちは。
厚木の結婚相談所フォアファーザー
代表カウンセラーの遠藤勘之助です。

当結婚相談所のX(旧Twitter)で発信しました、婚活中男性がつい質問してしまう「得意料理なんですか?」ついて。こちらがなんと630,000viewを記録し、多くの反響をいただきました。

女性の反感を買いそうなポストでしたので、それなりのブーイングは覚悟しておりましたが、Xのアプリがスムーズに動かなくなってしまうほどのいいねやリポストやメッセージをいただき、大変驚いております。

「得意料理何ですか?」

このシンプルな質問が、婚活の現場では男女間の大きな温度差や誤解を生んでいます。今回はその背景を深掘りし、今後の婚活にどう活かしていけばいいのか、考察していきます。

「得意料理なんですか?」の質問に隠された意図

まず私は、交際を重ねて料理の話題になった流れでの料理の質問を想定したポストでした。
しかし女性としては、実際に初対面(お見合い)や脈絡なく質問されたという意見が多く、この質問に違和感を覚えた女性もいらっしゃいました。そのような状況では”質問=家事全般を押し付けそうな男性”と捉えられてもしかたありません。

一方で交際中の料理の話題になった時にこの質問をする男性としては、「家事を全て押し付けたい」という気持ちではなく、「あなたに興味がある」という気持ちから出てくる質問と思います。
これは一部の女性の「家事を押しつける」とか「古い価値観」と受け取った気持ちと、質問の心理とは異なるでしょう。このような男女の気持ちの乖離がポストに多くの反響が寄せられた理由だと思いました。

なぜ反感を買ってしまうのか?女性たちの本音

引用リポストでは、多くの女性たちの本音を聞くことができました。
「じゃあこちらも年収関係のことを聞くけどいいのか」
「料理を女性の役割と決めつけられる感じがした」
「得意料理と聞かれると、手間のかかる料理を求められているようでプレッシャー」

これらの反応から読み取れるのは、「女性が料理をするのが当たり前」という前提で話を進められそうな雰囲気に対する、根強い抵抗感です。
似たような収入で、女性だからという理由で家事全般を背負わされたら、たまったものではありません。

料理の主担当はどちらか

結婚後にどちらが主に担当するかと質問した場合、やはり稼ぐのは男性の主担当で、家事の代表となる料理の主担当は女性と考えるのが、令和の時代でもまだまだ多数派だと婚活サポートをしていて感じます。

お父さんが無知だと子供はおなかをすかし、お母さんが無知だと子供は病気する。
この言葉はまさに男女の主たる役割を現わしていると私は思います。

例えば「働くのが苦手だから結婚したら専業主夫を希望する」と婚活のプロフィールに書いたとして、受け入れてくれる女性を探すのは至難の業です。その逆を言えば、男性の意識として料理の主担当は女性にお願いしたいと考えている方が、多数派であることも事実です。

ここで女性に勘違いをしていただきたくないのは「結婚後に毎日しっかりとした手作り料理を作って欲しい男性ばかりか?」と質問されると、それも違います。
共働きでしたら出来合いのものを買って盛り付けるだけの時が多くなるでしょうし、時には「切る」だけのときのあるでしょう。それも含めて料理という枠組みに含まれると私は考えています。

じゃあやはり女性が料理をすべき?

とは言っても「だから料理は女性がやって当然」と押しつけてしまうと、現代の価値観とは大きなズレが生じます。
今は共働きが当たり前の時代。家事の分担についても、「どちらがやるべき」ではなく、「どちらが得意か」「どちらに余裕があるか」で柔軟に考えていくことが求められます。
当結婚相談所の男性会員様のお話しを伺っても家事は協力して行いたいと考えている方がほとんどです。

料理についても柔軟に考えていただきたいとは思っていますが、正直な気持ちを言えば、料理の主担当は女性にお願いしたいと考えるのが、婚活中男性では多数派だと私は感じております。
そしてたいがいの場合、女性のほうが手際良く上手ですから、卒業生さんのお話しを伺っても、料理の主担当は奥様にお願いしているとおっしゃる方がほとんどです。それら全てをひっくるめて「得意料理なんですか?」の質問につながっていると思います。

「得意料理なんですか?」に代わる表現

私の学生時代には、男女の飲み会の席で得意料理を質問するのが一般的ではありました。
時代によって「肉じゃが」や「煮込みハンバーグ」など、回答に流行があったと記憶しております。

ただ、昨今の令和の時代において「得意料理なんですか?」は
・"家事は女性"の決めつけを連想する
・普段は冷蔵庫にあるもので適当に料理するから得意とか無い
・”得意”が付くと手の込んだ料理を求めらるような恐怖感
などと女性は感じてしまうようです。

とは言え男性が婚活をして、女性に料理を質問をせずに結婚するのは難しいと思いますので、婚活中の男性はどのように質問すれば良いでしょうか?

まずは自分から開示する

「私は全く料理しませんけど、あなたの得意料理はなんですか?」では、やはりマイナスイメージとなってします。ですから例えば「私はハンバーグが好きで作りますけど、○○さんは料理されたりしますか?」と、まずは自分の話しをして、その後に質問をすれば女性に家事を押し付けるイメージから少し遠くなるでしょう。

"得意"を使わない

「得意料理」と聞くと、"料理自体が得意で、そのなかでも更に自慢できるもの"のようなイメージでだいぶハードルが上がってしまいます。ですから、「よく作る料理」や「食べたい料理」ですと、柔らかめの表現でかつ、男性が質問したいイメージに近しいと思います。
「好きな食べ物なんですか?」と聞けばいいとの意見もありましたが、これは質問したいイメージとは離れてしまいますよね。

関連記事:恋愛経験ゼロでも大丈夫。婚活初心者が幸せな結婚を叶える方法【女性編】

まとめ:婚活は“すり合わせ”の旅

X(旧Twitter)の婚活系ポストを拝見しておりますと、「デート代」や「家事」はよくクローズアップされ、なかでもデート代は男女でバトルとなってしまいます。
男女は敵であるかのように、異性のことを攻撃するような言葉もちらほら見受けられます。

でも結局のところ、その方たちが結婚したいお相手は異性です。

そんなことはわかっていると言われるでしょうが、異性から求められることをある程度は受け入れられなければ結婚できません。もちろん男性だけ、女性だけでは無くお互いが受け入れようとしなければ、異性の希望する結婚感には近づけません。

そして他人同士が結婚するのですから、お相手の愛情は無償ではないはずです。それは現実として受け入れたなかで、寄り添うことができた方から婚活を卒業されていくのだと思います。

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